ストーリー 02

太陽光発電事業が
地域活性の力になる

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代表村上 龍

村上 龍 村上 龍

たどり着いた
「自分にできること」

元々、前職で風力発電所の重量鳶や橋梁の工事をしていたのですが、身体を壊してしまいました。右目が見えなくなってしまったのです。今まで通りに働くことができなくなり悩んでいた時に、風力発電所の組み立てをしている会社からお声掛けいただきました。そこで「右目が見えない自分でもできるんだ!」と驚くともに、「こんな大きな風車をつくったんだよ」とわが子に誇れることに大きな喜びを感じたのです。世の中が化石燃料より再生可能エネルギー、という空気になっているのも感じていたので、そこに関わることができるということにも胸が高鳴りました。そして独立し、太陽光発電所にも関わっていきたいと思っていた時、協力関係の未来製作所様から日本グリーン電力開発様の現場、除雪の仕事のご依頼をいただきました。

たどり着いた「自分にできること」

北海道ということでまず除雪、というイメージを持たれがちですが、昨年などは雷の方が難敵だったのです。感電する危険性と隣り合わせと言っても過言ではありませんから、天気には常に気をつけて、危ないと感じた時には思い切って早めに避難するという判断も重要です。そうした現場での安全の確保はもちろん、働きやすい職場づくりも課題にしています。自分のモットーは「建設業は接客業」。誰もが気持ちよく働いて、お客様に求められる一歩二歩先まで提案できるようになる。そんな環境をつくっていきたいです。

生まれ育った釧路の街を
明るくしたい

私たちの事業のすべては、自然が相手という型にはめることができないものです。
そんな仕事に自分が代表として取り組んでいく上で、表現が適切かはわからないのですが、アットホームな会社にしていきたいと思っています。最近こそよくジェンダーの問題などが話題になっていますが、どのような人も受け入れる組織でありたい。まず否定するのではなく、受け入れることから始めようということは、従業員にも常に言っています。そのせいか、従業員のみんなが、とても伸び伸びしているように見えますよ。楽しいだけではもちろんいけないのですが、全員のモチベーションを上げていくことが自分の役割だと思っています。もっと大きな組織にしていこうとはそれほど思ってはいません。

生まれ育った釧路の街を明るくしたい

ただ、同じ目標を持つ人が集まっていけば、もっとよい職場になるのでは、という思いもあります。だから、日本グリーン電力開発様が釧路で事業を展開していくことで、もっと雇用が生まれれば、外から人が入ってきて、当社で働きたいという人が増えていくかもしれません。自分は生まれも育ちも釧路であり、本当によい所だと思っているのですが、残念ながら過疎化が進んでいるのが現実です。貴重な人材が出ていかないように、もっともっと地域の魅力を高めなくてはならない。そのために、微力ながら応援しますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。