土木×港湾のシナジーで
今は笑える、
冷や汗もののエピソード
土木工事と港湾事業を行っている会社で、私は土木部に所属し、造成から道路・橋梁工事などの一般土木に携わっています。父も土木関係の従事者だったことから、自然とこの業界を志すようになっていました。日本グリーン電力開発様とは、鹿児島で太陽光発電所を展開されるようになった当初からのお付き合いです。曽於発電所に関しては、土木工事や伐採のほとんどを担当させていただきました。そのような形で、太陽光発電の計画から発電所の造成工事、災害時の復旧工事などに関わっています。特に台風の通過後が大変ですね。複数個所で土砂災害が起こりますし、太陽光発電所内では風倒木を人力で伐採除去しなければならない時もあります。
身の危険につながりかねない仕事ではありますが、常に危険にさらされているわけではありません。思い出に残っているのは、太陽光発電所の建設工事にあたっての現場調査の時のことです。日本グリーン電力開発様の関谷会長、君塚社長をはじめ多くの方がお見えになり、私が案内したのですが、その日は山が非常に荒れた状況で、藪の中を長時間にわたり連れ回してしまったのです。発電所を計画する場所は山の中なので、よくあることと言えばそうなのですが、本当に想像を絶する藪があるんです。こうした、未開の山が後になれば日本グリーン電力開発様の発電所に生まれ変わったと笑えるようなエピソードもあります。
広がる、再生可能
エネルギーの可能性
当社でも、ソーラーなどによる自家発電装置を設置して、再生可能エネルギーを利用し環境に貢献していくことを計画中です。その点、日本グリーン電力開発様の仕事をしていることで、勉強になっていることが非常に多くあります。そうして蓄積したノウハウを、地域全体に普及していくことで、よりいっそう環境がよくなっていくのではないでしょうか。もちろん、当社に限らず、環境への取り組みは地域にある各社がそれぞれ行っておりますし。また、最近注目される海上風力発電の計画も、当社には港湾事業で培った技術がありますから、まさに腕の見せ所ですね。発電施設の近辺に漁礁を設置すれば、漁業との相乗効果も生み出せるかもしれません。
そうすれば、また新たな仕事が生まれ、経済の活性化にもつながるはずですよね。そのように、色々な新しい取り組みを進めている最中です。これからも日本グリーン電力開発様のご要望に応えていける、信頼してもらえる建設会社であり続けたい。それに尽きると思います。再生可能エネルギー事業は、これからもっともっと広がっていくことでしょう。そのパイオニアとして、この業界を切り開いていってほしいと願っています。私たちも追従して、信頼していただけるよう施工の品質を高める努力を続けていこうという思いで日々取り組んで参ります。