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太陽光発電所のソーラーパネル点検で4件の特許を取得 ~AIと位置情報技術を駆使した革新的なソーラーパネル検査ソリューション~

2025.04.14

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太陽光発電所のソーラーパネル点検で4件の特許を取得
~AIと位置情報技術を駆使した革新的なソーラーパネル検査ソリューション~

日本グリーン電力開発株式会社は、
REMOKENを共同で開発しているPCIソリューションズ株式会社と
太陽光発電所の維持管理を革新する4件の特許を取得したことをお知らせします。

これらの特許は、ソーラーパネルの異常検出、位置特定、検査精度の向上を目的とした新技術で、再生可能エネルギーの信頼性向上に寄与します。

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【特許1】
【特許番号】特許第7428998号
【発明の名称】ソーラーパネル検査方法および装置
【出願日】2023年11月21日
【登録日】2024年1月30日
【発明者】君塚健太(他2名)
【技術概要】正常なソーラーパネル画像のみを用いた教師なし学習モデルにより、異常パネルを高精度に検出。
【特徴】差分画像から平行線を除去するフィルタを作成し、ノイズを排除した補正差分画像を生成、検出精度を大幅向上。

【特許2】
【特許番号】特許第7453643号
【発明の名称】ソーラーパネルの経緯度特定方法
【出願日】2023年11月7日
【登録日】2024年3月12日
【発明者】君塚健太(他3名)
【技術概要】ドローンで撮影した画像とGPS情報を用いて、ソーラーパネルの特定部位の経緯度を高精度で特定。
【特徴】複数の画像処理ステップにより、異常箇所の即時特定とメンテナンス効率を飛躍的に改善。

【特許3】
【特許番号】特許第7544869号
【発明の名称】名寄せ方法および名寄せプログラム
【出願日】2024年3月21日
【登録日】2024年8月5日
【発明者】君塚健太(他4名)
【技術概要】複数のデータベースに存在する類似または重複するデータを統合し、一貫性のあるデータセットを生成する技術。
【特徴】データの重複や不整合を自動的に検出・修正し、データ品質を向上させることで、ソーラーパネルの検査データ管理の効率化に寄与。

【特許4】
【特許番号】特許第 7656280号
【発明の名称】ソーラーパネル検査用学習モデル作成方法、ソーラーパネル検査方法、ソーラーパネル検査用学習モデル作成装置およびソーラーパネル検査装置
【出願日】2023年4月14日
【登録日】2025年3月26日
【発明者】君塚健太(他2名)
【技術概要】ソーラーアレイ全体から個々のパネル画像を切り出し、正規化画像を用いてAIモデルを学習。
【特徴】AIによる異常検知モデルの作成から検査装置への応用まで一貫したソリューションを提供。
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【今後の展望】
これらの特許技術は、
ドローン空撮やAI画像処理を融合した次世代の太陽光発電所管理システムに応用可能であり、
脱炭素社会の実現に向けた大きな一歩となります。
当社は今後も、再生可能エネルギー分野における技術革新に取り組み、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。

本ニュースの問い合わせ先:
日本グリーン電力開発株式会社 スマート保安推進部
E-mail:info[*]gpdj.jp

E-mailは上記アドレスの[*]を@に変えて使用してください。