発電所の安定的かつ効率的な運用を
技術とノウハウで支えていく
発電所の遠隔モニタリングによって得られたデータに基づき、異常箇所の早期発見や発電量の最大化を行っています。
ドローンやAIを用いたリモート点検サービス『REMOKEN』をはじめ、最新の技術を用いた積極的な技術提案を、発電所の安定的かつ効率的な運用をリードしています。
発電所の遠隔モニタリングによって得られたデータに基づき、異常箇所の早期発見や発電量の最大化を行っています。
ドローンやAIを用いたリモート点検サービス『REMOKEN』をはじめ、最新の技術を用いた積極的な技術提案を、発電所の安定的かつ効率的な運用をリードしています。
Topic…
ドローン×AIを用いた「スマート保安」の実現
安定した発電・電力供給を実現すべく、計画的な定期点検および災害発生後の臨時点検をフロー化。
遠隔モニタリングをベースとした監視と対策のサイクルを回すことで、発電所運営の基盤となる「安全・安定・安心」を高いレベルで実現しています。
遠隔モニタリングを基盤とした
監視・対策サイクル
施設のポテンシャルを最大限に引き出し、発電量を最大化することも本事業の大きな使命です。
「①予防保全」「②迅速な故障対応」「③さまざまな発電設備の提案」という3つの枠組みで、施設ごとに最大効率の発電を支えています。
モニタリングおよび専門家による大量のデータ分析により、設備の故障や発電異常を早期発見する
施設の故障や発電量の低下に対して即座に作業対応し、確かな原因分析力でスピーディーな復旧を実現する
最大発電量が出ないPCS(機器故障)
継続的なモニタリング・分析によって最大発電量が出ていないPCSを複数台発見。現場作業員により制御系の支障が解決され、最大発電量を確保しました。
設備不備による発電量低下(施工不良)
遠隔モニタリングにより発電異常を検知したため、作業員へ即座に通達。実査により温度異常箇所を発見・対応したことで焼損事故の未然防止に成功しました。
前年比発電量が大幅に低下(設備不良)
モニタリングおよび分析により、前年の同時期に比較して発電量が大幅に減少していることを確認。パネルと施工不良への対応を行ったことで発電量が回復しました。
発電量を最大化するため、施設ごとの設備や立地条件に基づく最適な設備を提案する
パネル上の積雪対策
山間部や降雪地帯に設置されることも多い太陽光パネルには除雪対策を行うことで、日光が遮られることなく常に発電量の最大化を図ることできます。
追尾型架台
太陽の動きを追尾するパネル架台で、一般的な架台と比較して約20~40%の発電量向上を実現できます。
当社は、経済産業省への申請により「電気保安法人」として認可されています。電気事業法に基づき、お客様のニーズに合わせた最適な保安管理体制の構築、法定点検の実施、24時間365日の緊急対応など、発電所電気設備に関するあらゆる課題解決をワンストップでサポートいたします。
各種の電気設備の保安業務を請け負うことを認められた法人のことです。本来「電気主任技術者」を置くべき保安業務を、当社のような「電気保安法人」へ委託したうえで、経産省または産業保安監督部長の承認を受けることで、主任技術者を選任する必要がなくなるという利点があります(外部委託承認)
Topic
ドローン×AIを用いたスマート保安の取り組み
『 REMOKEN (リモケン)※』とは?
「ドローン」と「AI」を組み合わせ、発電所内のパネル・地盤の点検を効率的かつ効果的に行うリモート点検サービスです。
※日本グリーン電力開発とPCIソリューションズ株式会社の共同開発
REMOKENがもたらす
現場の変化
異常箇所の発見
従来
ドローンの撮影映像を
技術者が1枚ずつチェック
REMOKEN
撮影画像をAI解析することで
支障箇所を自動抽出・
ピン立て
定期点検
従来
技術者が現地で
巡視点検を行う
REMOKEN
事前収集したデータや
現地映像をもとに
AI技術を用いて自動判定
予兆検知
従来
モニタリングや実査のもと
技術者の経験によって判断する
REMOKEN
AIで過去データとの
比較分析を実施
支障の予兆を自動検知
「スマート保安」とは?
経済産業省が推進する、IoTなどの先進技術を用いた保安事業のこと。
当社は、業界でいち早く『AIリモート点検サービス(REMOKEN)』を事業化するなど、発電分野におけるスマート保安事業を開拓してまいりました。
経済産業省が考える
保安現場の課題・対策案
日本グリーン電力開発では現在、バイオマスの研究、蓄電所プロジェクト、SAF研究など新たな事業が次々と立ち上がっています。今後も、当社独自の計画である島発電®に代表される「電力の地産地消」の実現に向けてあらゆる事業を展開してまいります。そしてこれらは当社に限った話ではなく、日本国内におけるエネルギー産業の伸長や、施設メンテナンスのアウトソーシング需要の増加を示唆するものでもあります。
このような未来に向けて、当社は施設の保守運用に対するノウハウ蓄積へ邁進するとともに、3つの安全(社員の安全・近隣の安全・発電所の安全)を念頭に置いた安定的な業務進行を心掛けてまいります。それが当社の事業ならびに日本国内のエネルギー産業を底上げすることにつながると確信しています。