災害と生きるこの国で、
発電所を守り続けること
マネージメントサービス部で、弊社がO&Mをさせていただいている太陽光発電所の事業者窓口を担当しています。『安全、安定、安心』な発電所運営を目指し、現場では「日々の点検やモニタリング」、「災害時の迅速な対応」、「事故を未然に防ぐ対応」に取り組んでいます。私は現場と事業者をつなぐハブとして、適切かつ分かりやすい報告や提案を事業者に提供することを心がけています。O&Mで最も重要なのは、「事故を未然に防ぐ」ことです。夏季は台風の上陸や雷の影響で障害が発生しやすく、現場も私たちも一気に慌ただしくなります。事故を未然に防ぐための対策の一つとして強風や豪雨で架台の倒壊やパネルの飛散が生じないよう、ねじの緩みがないか、変形や破損はないかなどを入念に確認しています。季節性の悪天候は避けられませんから、いかに被害を抑えられるかが重要になります。
発電所管理における専門家として、お客様からお預かりしている発電施設を守り抜くことが重要な使命です。だからこそ、災害発生時のダウンタイムを減らせるような提案や、発電所のパフォーマンスを最大化するための提案を受け入れていただけた時は、大きなやりがいを感じます。
そういえば、実は私、前職では総務をはじめとしたバックオフィス業務を担当していました。自分は人を支える仕事の方が向いていると思っていたんです。しかし、日本グリーン電力開発に入社し営業を担当することになり、最初は不安に思いましたが、実際に担当してみると非常にやりがいがあり今では楽しいとさえ感じています。日本グリーン電力開発では、これまでのキャリアに関係なく、その人の適性に基づいて業務が割り当てられるため、自分では想像もしなかった業務に挑戦する機会を与えてもらえました。そして入社後に最も驚いたのは、全社員がフリーアドレス制の席次だということです。外出先から戻って来た社長がスッと隣に座るときもあるんですよ。さすがに緊張することもありますが、このような風通しの良い社風が、災害時にお客様へ最適なサポートを行うことにつながっていると感じます。